【保存版】パリの蚤の市おすすめガイド2025|三大蚤の市+在住者が通う穴場まで徹底紹介」

パリ蚤の市 アンティーク・ヴィンテージ

こんにちは!
のんちゃん(@nozomi_paris_mama)です!

今回は、パリに住んで、蚤の市にドハマりした私が、パリの蚤の市の特徴と、初心者でも安心して巡れる攻略法をお届けします!

最近は、私のインスタグラムのアカウントでも、「どの蚤の市がおすすめ?」など、パリの蚤の市に関する質問がとても多くなりました。
同時に、「治安は大丈夫?値段交渉は必要?」などの質問もあり、不安に思う人が少なくないのかなと感じています。
本記事では、俗にいう「パリ三大蚤の市」から、在住者おすすめの蚤の市まで、2025年最新の情報を織り交ぜながら、その特徴とおすすめの回り方、治安、相場感なども併せて、初心者にも分かりやすく、徹底紹介します。

蚤の市で変わるパリ旅行の楽しみ方

パリの蚤の市は、観光地めぐりとはひと味違う体験ができる場所!
掘り出し物を探すワクワク感、逃してしまったら二度と出会えないかもしれない一期一会の出会い…そして、なんといっても、セラーさんや蚤の市を楽しむパリのムッシューやマダムたちなど、地元の人との交流も楽しめる場所です。
蚤の市は「物を買う場所」というだけでなく、パリ滞在を特別な思い出に変えてくれます。

観光では味わえない「宝探し気分」

朝一でジュシューに向かう途中の人の少ないセーヌ川

蚤の市に通う土日は私はいつもワクワクしながら、朝早起きをします。
早起きが苦手な私が、毎週、暑くても寒くても暗くても6時台に起きるのです。

「今日はどんなものと出会えるだろう」という期待、宝探しに行くような高揚感に包まれ、それが何とも言えない癖になってしまいました。
値段や品揃えは店ごとに異なり、同じものに二度と出会えないことも多いため、見つけた瞬間のワクワク感、アドレナリンがドバドバ出る感じ、一度味わうと病みつきになってしまう人も多いでしょう!
日本で買うと高いイメージのフランスアンティークも、パリの蚤の市だと、普通の人でも手に入る価格帯で買えるものも多いのも大きな魅力。

地元の人との交流も生まれる場所

娘にぬいぐるみをくれたセラーさんとそのお友達

蚤の市のもう一つの魅力は、地元の人と交流ができるところ。
観光地では観光客同士が多くなりがちですが、蚤の市では実際に生活の一部として買い物に訪れるムッシューやマダムも多く見られます。
品物を見ながら悩んでいると、横から知らないマダムが「それ素敵ね、お買い得よ」と背中を押してくれたり、私がセラーさんと値段交渉をしていたら横から「負けてやれよ」と助け舟を出してくれるムッシューも。
品物の背景や歴史を詳しく教えてくれるセラーさんや、地元客の方もいらっしゃって、現地の人々の暮らしぶりや価値観を知ることができるのもとても勉強になります。
中には、プロのセラーさん以外にも、不用品を売りに来た地元の方も多く、「これはおばあちゃんが大事に使っていたものよ」と教えてくれたり。
蚤の市で買ったものには一つ一つ、そんなストーリーがあって、どれも自分の宝物になります。

定番とされるパリ三大蚤の市とその特徴

パリの蚤の市をGoogleなどで検索すると、まず多くの記事が「クリニャンクール」、「ヴァンヴ」、「モントルイユ」の「三大」蚤の市を紹介しています。
広大な規模を誇るクリニャンクール、気軽に訪れやすいヴァンヴ、そして独特な雰囲気を持つモントルイユ。
それぞれに個性と特徴があり、訪れる人の目的や好みによっておすすめ度は大きく変わります。
まずは、定番とされるこれらの蚤の市の特徴を簡単にご説明します。

クリニャンクール蚤の市は世界最大級の規模!

クリニャンクール蚤の市は「世界最大級の蚤の市」とも呼ばれ、1,700〜2,500の店舗が集まる圧倒的な規模を誇ります。
家具や絵画、高級アンティークから雑貨までジャンルは幅広く、プロのバイヤーも仕入れに訪れる本格的なマーケットです。
その起源は19世紀末にさかのぼり、1885年 に公式創設されたという説が広く支持されています。
現在ではおよそ敷地面積は約7ヘクタール、12の屋内市場+5つの街路市場と付随通路・商店街を含む構成が公式サイトにも記載されています。
価格帯は高めですが、その分品質や希少性が高く、本物のアンティークを求める人にとっては必見の場所と言えます。
また、短い滞在日数しかなく、少々高くても確実にお宝に出会いたい人にはおすすめの蚤の市です。
また、場内にはレストランや公衆トイレもあり、広大な敷地の蚤の市を見て回って一日中買い物を楽しむことができるスポットです。
別途、おすすめなアクセス方法、周り方などは別記事でも記載予定です。
※私のインスタではすでに投稿しているのでご参考にしてみてくださいね!

住所(Vernaisonエリア):99 Rue des Rosieres, 93400 Saint-Ouen sur- Seine
営業時間:土日月 10時~18時(月曜は17時までの記載もあり)

ヴァンヴ蚤の市で掘り出し物を探そう!

ヴァンヴ蚤の市は、パリ南部で週末のみ開かれる市で、観光客にも在住者にも人気があります。
規模はクリニャンクールほど大きくはありませんが、食器やカトラリー、ポストカード、古着、アクセサリーなど幅広いジャンルがクリニャンクールよりも手頃な価格で見つかるのが魅力です。
特に早朝は掘り出し物に出会える確率が高く、プロのバイヤーも朝一番に訪れることが多いです。
クリニャンクールやモントルイユに比べて治安のいい場所にあり、2時間ほどで巡れる規模なので、初心者に一番おすすめです。
なお、価格に関しては、後述する臨時蚤の市ほどは安くないですが、プロのセラーさんがほとんどであるため、行けば何か必ず良いものがある、というのが地元在住の蚤の市好きの間で評判です。
フランスアンティークが好きな方、具体的に欲しい品物がある方はぜひ、朝一番(7時~8時)に訪れてください。(良いものは朝一でバイヤーさんに持っていかれちゃいます!)

住所:Avenues Marc Sangnier と Georges Lafenestre, 75014 Paris, France
営業時間:土日 7時~14時

モントルイユ蚤の市はあまり選ばれない?

https://www.lespuces-portedemontreuil.com/

モントルイユ蚤の市は、地元の人々に親しまれているマーケットですが、近年は旅行者やアンティーク好きな在住者からはあまり選ばれなくなっているといいます。
その理由のひとつは、アンティークや骨董品よりも日用品や安価な雑貨、模造品が多く並ぶ点です。
一方で、私が好きな食器を求めていくと掘り出し物に出会えることが少なくがっかりしたという声を聞きますが、古着が好きな方にはおすすめ度も高いと言われています。
また、場所柄として治安面に不安を感じる声もあり、観光客にはややハードルが高いエリアです。
もちろん一期一会の蚤の市なので、「え!こんなものが?」という掘り出し物に出会える可能性もありますが、限られた滞在時間で「質の高いアンティークを探したい」と考える旅行者には向かないかもしれません。
そのため、先に挙げた2つの蚤の市と比べると、より上級者向けと言えるかもしれません。

住所:6 Avenue du Professeur André Lemierre, 75020 Paris, France
営業時間:土日月 8時半~18時半

在住者に人気の蚤の市2選+臨時蚤の市

三大蚤の市に比べて観光ガイドや他のブログ等ではあまり紹介されていないものの、アンティーク好きな在住者から人気の蚤の市もあります。
私が特に好きなのは、月一開催されるジュシューの蚤の市です。
また、もう一つ、平日も開催していて価格も安いアリーグル蚤の市も観光客が訪れやすいです。

月一回開催のジュシュー蚤の市は良いものに出会える

ジュシュー蚤の市は、パリ5区で月に一度だけ開催されるマーケットです。
規模は100~200の出店者数ですが、質の高いアンティークや雑貨がヴァンヴより手ごろな価格で手に入ります。
特に食器やカトラリー、鏡、アクセサリーなどは掘り出し物が多く、在住者やコレクターからも「ジュシューは良いものがある!」と評判です。
しかし近年は口コミで評判が広まり、観光客も増えており、午後になると大混雑するのが実情です。
そのため、掘り出し物を見つけたい場合は午前中の訪問が狙い目です。
月一しか開催していないので、旅行者には少しハードルが高いですが、タイミングが合えばぜひとも旅の予定に組み込むことをおすすめしたい蚤の市です。

住所:Rue des Fossés Saint-Bernard と Place Jussieu 地区
営業時間:毎月第一日曜日 6時から17時頃

平日も楽しめるアリーグル蚤の市

アリーグル蚤の市は、パリ12区で月曜日以外ほぼ毎日開催されている珍しいマーケットです。
朝市では新鮮な野菜や果物が並び、地元の人々の台所を支えています。
その隣に広がる骨董エリアには家具や雑貨、古本などが並び、観光客でも気軽に立ち寄れる雰囲気です。
ただ、個人的な感想ですが、多くは手頃な価格のガラクタ!?に近いものも多く、わざわざ12区まで足を運んでも何もなかった、ということも。
とはいえ、その中から掘り出し物を見つけられたときの喜びは大きく、しかも他の蚤の市に比べて破格だったりすることも多いので、宝探しの感覚を強く味わえるでしょう。
特に他の蚤の市と違って平日に開催しているので、旅程に組み込みやすいのも魅力。

住所:Place d’Aligre / Rue d’Aligre, 75012 Paris, France
営業時間:火~金 7時半~13時半
土日 7時半~14時半

臨時開催の蚤の市で掘り出し物を探す楽しみ

パリでは、週末ごとに場所を変えて開かれる臨時の蚤の市もあり、アンティーク好きな在住者たちは毎週、いくつかの蚤の市をハシゴして楽しんでいます。
常設の大規模マーケットに比べると規模が小さいことも多く、中にはガラクタばかりの市もあったりと、当たり外れがありますが、思いがけない掘り出し物が破格で見つかることも多々あります。
どこで開催するか、ギリギリまで発表されないので、旅行者にとってはスケジュールに組み込みづらいですが、滞在中に偶然近くで開催されていれば覗いてみる価値あり!
過去記事では、臨時の蚤の市を探す方法も記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

フランスで開催の蚤の市を探す方法
フランスで開催される蚤の市の場所、日程、規模などを検索する方法を詳しく記載。パリでは、クリニャンクール(サントゥアン)やヴァンヴ、モントルイユ蚤の市などは毎週末(ヴァンヴ以外は月曜日も)、同じ場所で開催されていますが、今回は、臨時的に通り沿...

私が実際に買った戦利品と価格感

ヴァンヴ蚤の市で朝一に見つけたサルグミンヌのモーツァルトシリーズのソーシエール

アンティークといっても高級品ばかりではなく、日常使いできる食器や雑貨、衣類も手頃に見つかります。
ここでは、私が買ったものをご紹介しながら、どのようなアイテムが手に入るのかを解説していきます。併せて、簡単な現地での相場感もお伝えします。

なお、買ったものは私のインスタのストーリーのハイライトアーカイブや、投稿でより詳しくご覧いただけます!

食器や雑貨の掘り出し物

蚤の市では、食器やインテリア雑貨を驚くほど手頃な価格で購入できるのが大きな魅力です。
例えば食器は、アンティークやヴィンテージ品でも1〜2ユーロで見つかることもあれば、最近の相場は10ユーロ前後とされます。
ただしスタンドによって値付けはまちまちで、稀少なデザインや人気ブランドのものは20ユーロ以上することも珍しくありません。

テールドフェールのお皿

特にフランスではterre de fer(テール・ド・フェール)やリモージュの硬質磁器の皿が人気で、コレクションとして探す人も多いです。

リモージュのお皿

過去記事では「フランスで買えるお皿の種類と沿革」について詳しく解説しているので、そちらも参考にするとどんな品物があるのか、理解が深まると思うのでぜひ見てみてください。

フランス陶磁器の歴史と装飾の変遷|ファイアンスからリモージュ、Terre de ferまで徹底解説
フランス陶磁器の歴史と装飾を徹底解説。ファイアンス、セーヴル、リモージュ、Terre de ferなど代表窯や人気シリーズを紹介し、アンティーク食器の魅力と見分け方を初心者にもわかりやすく解説します。

また、花瓶や鏡、銀食器、銅製品、ブリキ缶、テディベア、ミニチュアのおもちゃ食器なども定番の人気雑貨です。
さらにポストカードや古い雑誌といった「紙もの」は持ち帰りやすく、デザインもとても可愛いので、お土産にも喜ばれます。
部屋に飾ると、フランス旅行の思い出にも浸れるし、一気にお洒落さが増すのでおすすめです。

古着や布製品でおしゃれを楽しむ

蚤の市では古着や布製品の品揃えも豊富で、ファッション好きにとっては外せないエリアです。

ヴィンテージのワンピースやスカーフ、バッグなどは、現代の服と組み合わせても違和感なくおしゃれに取り入れられますし、人と被らない点が魅力。
オールドエルメスやシャネルなども多く販売されています。
ブランド物は良いお値段しますが、多くが数ユーロからと手頃で、掘り出し物を見つければ日本では手に入りにくい一点物を楽しめるのも魅力です。
また、アンティークのレースやテーブルクロス、リネン類は、普段使いだけでなくインテリアのアクセントとしても活躍します。
蚤の市で購入したアンティークのお皿も、ヴィンテージのクロスとともに使えば一気に「らしく」なります。

蚤の市で買ったレースのクロス

布製品は軽くて持ち帰りやすいため、お土産にも最適です。
色褪せやほつれがあるものもありますが、それを味わいと感じられるのが蚤の市ならでは。服や布を通して、パリらしい独自のセンスを生活に取り入れることができます。

食器、雑貨の値段目安

蚤の市での価格は、商品やスタンドによって大きく変わります。
食器は安いものだと1〜2ユーロで見つかることもありますが、最近の相場は5~10ユーロ前後が中心です。
しかし、近年は物価高の影響か、10ユーロ以上のものも多々ありますし、また、希少な絵柄や人気シリーズのものは20ユーロ以上になることも多いです。
雑貨に関しては、小物類であれば5ユーロ前後から手に入り、花瓶や銅製品、古い鏡(大きくないもの)などは10〜40ユーロ程度が目安です。アクセサリーも安くはなく、10~30、品質の良いものだともっとすることも。
銀製品も高く、カトラリーは安くて1本5ユーロ以下のこともありますが、10ユーロのものも一般的です。

また、テディベアは高いものは数百ユーロすることも。
ポストカード、古雑誌といった紙ものは比較的安価で、数ユーロから購入可能です。安いところだと1ユーロ未満のことも。

一方、同じ紙ものでも、油絵などの絵画は高く、安くて20、高くて100ユーロ以上のものもよく見受けました。
ただ、蚤の市での価格は、本当に時と場合によって大きく異なるので、一つの目安としてとどめておいてください。

初めての人が安心して楽しむための3つのポイント

初めて蚤の市を訪れる人にとって、治安や買い物のマナーは不安材料になりがちですよね。
そこで、基本的な注意点や立ち回り方を押さえておけば、より安心して楽しむことができます。
実際の購入や移動に役立つ具体的なポイントを理解しておくことで、限られた滞在時間を無駄なく過ごせるでしょう。
この章では、旅行者が気になる実用的なポイントを3つに分けて解説します。

スリや値段交渉への注意点

パリの蚤の市を訪れる際にまず気をつけたいのがスリです。
観光客が多く集まる場所では特に狙われやすいため、財布やスマートフォンは必ず身体の前で管理し、かばんはチャックなどでしっかり閉まるタイプのショルダーバッグを使うことをおすすめします。
また、値段交渉は文化の一部として受け入れられており、最初は高めに提示されることもあるため、まずは軽く聞いてみるのがコツです。
いきなり半額を要求するのではなく、「少し安くなりますか?」と丁寧に尋ねるとスムーズです。
さらに、「C’est trop cher(セ トロ シェ/高すぎます)」や「Vous pouvez baisser le prix ?(ヴ プヴェ バセ ル プリ?/値段を下げてもらえますか?)」など、簡単なフランス語を覚えて使うと、店主も好意的に応じてくれることが多いです。
なお、複数点まとめて購入する場合は割引に応じてもらえる可能性が高いです。

掘り出し物に出会うための時間帯と曜日選びと天候

パリの蚤の市は土日(臨時蚤の市は祝日も)の開催です。
午前中が最も活気があり、掘り出し物に出会える確率も高いです。
特にヴァンヴは朝一番が狙い目で、プロのバイヤーが早くから訪れるため、掘り出し物はすぐになくなってしまいます。
また、ヴァンヴは午後は店じまいしてしまうので要注意!
その他の臨時蚤の市なども、同じく掘り出し物は朝一番に限りますが、午後になると値引きされる傾向もあるため、ゆっくり見たい人には午後訪問もメリットがあります。
品出しのタイミングもまちまちで、朝一番に行ってなかったのに、午後に行ったらこんないいものがあった、ということも稀にあります。
要は、運次第!?ですが、多くは朝一番をおすすめします。
なお、クリニャンクールは土日月に開催しており、土日は混みますが月曜日は比較的空いていてゆっくり見ることができます。ただし、月曜日はお休みのお店も多いです。

天気は要注意で、クリニャンクールで屋根があるお店は雨天でも開いていますが、パリ市内の臨時蚤の市など、多くの蚤の市は雨天は出店しません。
ヴァンヴはパラソルをたてて営業するお店も多いですが、雨が降ると雨除けシートをかぶせてしまうお店もあるので、商品が見られなくなってしまいます。

購入品を日本へ安全に持ち帰るコツ

蚤の市で買った品物を日本へ持ち帰る際には、輸送方法と梱包に特に注意が必要です。
割れやすい陶器やガラス製品はスーツケース内でしっかり包み、衣類をクッション代わりにすると安心です。

現地で買うと高いので、日本の百均などでプチプチなどの緩衝材を買って持っていくとコスト削減にもつながります。
特に、飛行機への預入手荷物はフランスの空港で非常に雑に扱われることが多いため、中で品物が動かないよう隙間を埋め、厳重すぎるほどに梱包するのがコツです。
特に大切な物は手荷物に入れて持ち運ぶのが賢明。
(私はエアフランスで、スーツケースがバキバキに壊され、蓋が閉まらなくなって紐でぐるぐる巻きにされて出てきたことがあります。)
なお、蚤の市のセラーさんは十分な緩衝材を用意していない場合も多く、品物を袋なしでそのまま渡されることもあるので、蚤の市への買い物の際は、プチプチやタオルや大きなかばんなどを持参し、購入後すぐに包んで宿まで持ち帰ることをおすすめします。

また、蚤の市で売っているお皿はほこりや汚れが付いていることがほとんどなので、手や商品を拭けるウェットティッシュを持参することもおすすめします。

おすすめの回り方モデルルート

パリ市内にはアンティークショップがたくさんある

限られた時間で蚤の市を効率的に楽しむには、回り方をあらかじめ決めておくと良いでしょう。
まず優先したいのは、掘り出し物に出会える確率が高いヴァンヴ蚤の市。
朝一番に訪れることで、良質な品を見つけやすくなります。
その後、時間に余裕があれば近くの臨時蚤の市をハシゴしたり、クリニャンクールに移動し、本格的なアンティークや高級品をチェックするのがおすすめです。
さらに滞在日程とタイミングが合えば、ジュシュー蚤の市を覗いてみてください。
平日であればアリーグルを覗いたり、アンティークショップを巡るのもおすすめです。
私のインスタではおすすめのアンティークショップをいくつかご紹介しているので、ご参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、パリの3大蚤の市の特徴と、そのほか在住者が通うおすすめの蚤の市をご紹介しました。

  • クリニャンクール:世界最大規模、ハイクラスのアンティークが豊富。短期滞在でも“確実にお宝”を探したい人におすすめ。

  • ヴァンヴ:在住者も通う人気の市。雰囲気がよく、初心者が最初に訪れるのにぴったり。

  • モントルイユ:地元感のある市だが、質にばらつきがあるため、上級者向け。

  • ジュシュー:在住者に人気のローカル市。価格が手頃で掘り出し物率が高い。

  • アリーグル:平日も開催している市。価格が手ごろ。

  • 臨時蚤の市:当たり外れはあるが、破格でお宝を掘り出す“スリル”を楽しめる。

どの蚤の市にも、それぞれの魅力と発見があります。
本記事の、蚤の市を訪れる際の注意点もご参考にしつつ、みなさんのパリ旅やアンティーク探しのヒントになれば嬉しいです。

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