こんにちは!のんちゃん(@nozomi_paris_mama)です。
パリの街がイルミネーションに包まれるクリスマスシーズン。
2025年のクリスマスマーケットはいつから始まるのか、どこへ行けばパリらしい雰囲気を味わえるのか不安な方も多いはずです。
本記事では開催期間やおすすめ会場に加え、治安対策や子連れでの回り方まで要点を整理しました。初めてでも迷わず計画できる内容にまとめました。
- パリのクリスマスマーケットはいつから?2025〜2026年の開催期間と基本情報
- 主要クリスマスマーケット(特徴・開催期間・休業日)一覧
- チュイルリー公園(La Magie de Noël)
- ラ・デファンス(Le Village de Noël de La Défense)
- ノートルダム大聖堂周辺(Square René Viviani)
- エッフェル塔ふもと(Quai Jacques Chirac/Champ-de-Mars)
- パリ市庁舎/コンコルド広場(Hôtel de Ville / Place de la Concorde)
- サン=ジェルマン=デ=プレ(Marché de Noël Saint-Germain-des-Prés)
- 東駅(Gare de l’Est・アルザスマルシェ)
- モンマルトル(アベス広場/サクレクール寺院付近)
- フロコン通り(Rue Ferdinand Flocon/サクレクール寺院下・週末限定)
- ラ・ヴィレット(Noël à La Villette)
- オートゥイユ(Les Féeries d’Auteuil)
- 2024年との違い・2025年の変更点・未確定情報
- 主要クリスマスマーケット(特徴・開催期間・休業日)一覧
- 冬のパリを楽しむ前に知っておくべき3つのポイント(寒さ・治安・混雑)
- 必ず訪れたい主要クリスマスマーケット3選
- 王道イルミネーションも網羅♪半日で回れるモデルコース|チュイルリー→コンコルド→エッフェル塔
- 子ども連れで安心して楽しむクリスマスマーケットの回り方
- 現地で楽しさが倍になる!グルメ・限定ホットワインカップ・サンタとの撮影
- まとめ|2025年のパリを最高のクリスマス旅行にするために
パリのクリスマスマーケットはいつから?2025〜2026年の開催期間と基本情報
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パリの街がクリスマスの雰囲気で彩られ始めるのは毎年11月中旬です。2025年もチュイルリー公園やラ・デファンスなど主要マーケットが11月15日頃から順次スタートし、年明け1月初旬まで楽しめます。
会場ごとに期間・営業時間・休業日が異なるため、旅行日程と照らして訪問先を先に決めると動きやすいです。
東駅やオートゥイユのように短期開催の会場はとくに日程確認が欠かせません。
夜は体感で0℃近くまで冷え込む日があり、混雑やスリも増える季節です。
本記事では開催情報に加えて、防寒と安全面、子連れでも歩きやすい時間帯のヒントまでまとめています。
主要クリスマスマーケット(特徴・開催期間・休業日)一覧
この章では、パリ市内と近郊の代表的なマーケットを要点で整理します。
・会場ごとの雰囲気・規模・違い
・混みやすい時間帯/歩きやすい時間帯
・開催期間・営業時間・休業日・住所・アクセス(各項目末に箇条書き)
・未発表会場(エッフェル塔、市庁舎など)は2025年11月時点の状況に基づき記載
チュイルリー公園(La Magie de Noël)
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ルーヴル隣接のパリ最大級マーケットです。観覧車やスケートリンク、メリーゴーランド、アトラクション、グルメ屋台が一堂に並びます。夜は観覧車の光と遠景のエッフェル塔が重なる景観が見どころです。土日や16〜19時、特に12月中旬以降は人が増えます。静かに歩くなら平日午前〜14時頃が快適で、子連れにも動きやすい時間帯です。
【開催情報】
・開催期間:2025年11月15日〜2026年1月4日
・営業時間:11:00〜23:45(週末は〜0:45)
・短縮営業日:12月24日・31日は〜19:30頃
・休業日:なし(荒天時は一部アトラクション休止あり)
・場所:Jardin des Tuileries
・住所:113 Rue de Rivoli, 75001 Paris
・アクセス:メトロ1号線「Tuileries」「Concorde」
・参照
ラ・デファンス(Le Village de Noël de La Défense)
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現代的な高層ビル群に150以上の木造シャレーが並ぶ、屋外型の大規模会場です。屋根付きエリアが多く雨天でも動きやすい構造です。混雑は17〜19時の仕事帰りと週末、クリスマス直前週が中心で、平日11〜15時は比較的穏やかに回れます。夜のイルミネーションは美しい反面、スリ対策は怠らない方が安心です。
【開催情報】
・開催期間:2025年11月13日〜12月28日
・営業時間:11:00〜20:00(週末は〜21:00〜22:00)
・休業日:原則無休/※12月25日は休業または短縮の年あり(要確認)
・場所:Parvis de La Défense
・住所:Esplanade de La Défense, 92092 Paris La Défense
・アクセス:メトロ1号線/RER A「La Défense」
・参照
ノートルダム大聖堂周辺(Square René Viviani)
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大聖堂近くのスクエアで開かれる職人系マーケットです。
木工・陶器・ガラス細工・アクセサリーなど、手仕事の温かみを感じる屋台が中心です。
土日午後〜夕方に混み、平日午前〜15時は落ち着きます。
夜はライトアップされた大聖堂と屋台の灯りが重なり、静かなロマンを楽しめます。
【開催情報】
・開催期間:2025年11月28日〜12月25日
・営業時間:11:00〜20:00(週末は〜21:00)
・休業日:なし
・場所:Square René Viviani
・住所:25 Quai de Montebello, 75005 Paris
・アクセス:メトロ4号線「Cité」/RER B「Saint-Michel Notre-Dame」
・参照
エッフェル塔ふもと(Quai Jacques Chirac/Champ-de-Mars)
日没間近のエッフェル塔クリスマスマーケットは激混み
セーヌ沿いのQuai Jacques Chirac やシャン・ド・マルスで冬季限定マーケットが例年開催されます。
2023年・2024年はいずれも出店があり、塔を背景にチーズ料理やホットワインを味わえる特別感が魅力です。
2025年は11月時点で未発表です。
開催時は夕方〜19時に人が集中し、マーケットは歩くのも一苦労なほど混雑します。
静かに歩くなら平日午前〜15時が狙い目です。
【開催情報(2024年実績・2025年は未発表)】
・開催期間:例年12月初旬〜翌1月上旬
・営業時間:10:00〜22:00前後(年により変動)
・休業日:未発表(過去は無休または12/25のみ休業の年あり)
・場所:Quai Jacques Chirac または Champ-de-Mars
・住所:Quai Jacques Chirac, 75007 Paris
・アクセス:メトロ6号線「Bir-Hakeim」/RER C「Champ-de-Mars – Tour Eiffel」
・参照
パリ市庁舎/コンコルド広場(Hôtel de Ville / Place de la Concorde)
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2024年は市庁舎前の工事により会場がコンコルド広場へ移りました。
コンコルドではスケートリンクは設置されず、大型滑り台(toboggan)、木製屋台が並びます。2025年は市庁舎前に戻るのか、コンコルド継続か未発表です。
夕方〜19時が最混雑で、平日午前〜15時は比較的歩きやすい時間帯です。
【開催情報(2024実績・2025未発表)】
・開催期間:2024年11月23日〜2025年1月1日
・2025年の開催地:未発表(市庁舎前 or コンコルド広場)
・営業時間:11:00〜22:00前後(12/24・12/31は短縮の年あり)
・休業日:基本無休
・主なアトラクション:滑り台・屋台・イルミネーション(スケートリンクなし)
・住所(コンコルド開催時):Place de la Concorde, 75008 Paris
・アクセス:メトロ1・8・12号線「Concorde」
・参照
サン=ジェルマン=デ=プレ(Marché de Noël Saint-Germain-des-Prés)
sortir a paris より
6区サン=ジェルマン教会前の小規模マーケットです。
作家系アクセサリーやショコラ、ホットワインなど、落ち着いた大人の雰囲気が魅力です。
派手なアトラクションはなく、教会と屋台の灯りが映える上品な会場です。
土日18〜19時に混み、平日午前〜15時は快適です。
【開催情報】
・開催期間:2025年11月25日〜2026年1月1日(確定)
・営業時間:11:00〜20:00(週末は〜21:00)
・休業日:なし
・場所:Place Saint-Germain-des-Prés
・住所:Place Saint-Germain-des-Prés, 75006 Paris
・アクセス:メトロ4号線「Saint-Germain-des-Prés」
・参照
東駅(Gare de l’Est・アルザスマルシェ)
sortir a parisより
アルザス郷土グルメが集まる食特化の駅前マーケットです。
クグロフやシュークルート、アルザスワインなど“本場の味”を気軽に楽しめます。
本場さながらのパン・お菓子・ワインを購入できるため、地元の人にも人気があります。
週末と夕方に人が増えますが、駅前で開放的なため流れやすいのが利点です。
平日午前〜14時は落ち着いて見て回れます。
【開催情報】
・開催期間:2025年11月28日〜12月14日(確定)
・営業時間:概ね11:00〜20:00(屋台により変動)
・休業日:なし
・場所:Parvis de la Gare de l’Est
・住所:2 Rue du 8 Mai 1945, 75010 Paris
・アクセス:メトロ4・5号線、RER E「Gare de l’Est」
・参照
モンマルトル(アベス広場/サクレクール寺院付近)
モンマルトルのアベス広場(Place des Abbesses)を中心に行われ小さな屋台が並びます。
観光地ながら素朴で温かい雰囲気があり、ハンドメイド雑貨やホットワイン、クレープ、アクセサリーなどが並びます。
混雑は午後15時以降〜夜が中心で、特に土日や大聖堂の夜景時間は人が増えます。
ゆっくり歩きたい場合は、平日11時〜14時頃が最適です。
【開催情報】
・開催期間:2025年11月21日〜2026年1月4日(確定)
・営業時間:11:00〜20:00(週末は〜21:00頃)
・休業日:なし
・場所:Place des Abbesses/サクレクール寺院周辺
・住所:Place des Abbesses, 75018 Paris
・アクセス:メトロ12号線「Abbesses」/「Anvers」から徒歩
・参照
フロコン通り(Rue Ferdinand Flocon/サクレクール寺院下・週末限定)
サクレクール寺院のふもとにあるフロコン通りでは、地元アーティストや職人による小さなマーケットが例年12月の週末に開催されます。小規模で観光客も少なめなため、アートや手作り雑貨をゆっくり見たい人に向いています。屋台は10〜15店ほどで、焼き菓子・キャンドル・イラストなどが中心です。混雑はほとんどなく、午前〜15時頃であれば静かに散策できます。2025年の開催情報は、現時点(11月)では未発表です。
【開催情報(2024実績・例年パターン)】
・開催期間:2024年12月7〜8日、14〜15日(週末のみ)
・2025年:未発表(例年12月上旬〜中旬の週末に開催されることが多い)
・営業時間:10:00〜18:00前後(屋台によって異なる)
・休業日:平日は開催なし
・場所:Rue Ferdinand Flocon
・住所:Rue Ferdinand Flocon, 75018 Paris
・アクセス:メトロ12号線「Abbesses」駅から徒歩3〜5分
・参照
ラ・ヴィレット(Noël à La Villette)
https://www.lavillette.com/en/manifestations/noel-la-villette-25-26
19区にあるラ・ヴィレット公園内で開かれるマーケットは、アートとカルチャーの雰囲気が漂う少しモダンな空間です。
室内型のブースやガラス張りのパビリオンもあり、寒い日でも楽しめるのが特徴です。
スケートリンクやメリーゴーランド、ワークショップなども行われ、家族連れにも人気です。
敷地が広いため、混雑しても歩きにくさは少なく、平日の午前〜15時頃は特に落ち着いています。
【開催情報】
・開催期間:2025年11月20日〜12月28日(予定)
・営業時間:11:00〜20:00(週末は〜21:00頃)
・休業日:なし(12/24・31は短縮の年あり)
・場所:Parc de la Villette
・住所:211 Avenue Jean Jaurès, 75019 Paris
・アクセス:メトロ5号線「Porte de Pantin」/7号線「Porte de la Villette」
・参照
オートゥイユ(Les Féeries d’Auteuil)
https://www.apprentis-auteuil.org/actualites/vie-de-la-fondation/feeries-dauteuil
16区の静かな住宅街にあるAuteuil教会を会場とする、チャリティ目的のあたたかいマーケットです。
孤児院・修道会によって運営され、手作りのお菓子や雑貨、アンティーク本などが並びます。商業的な要素が控えめで、地元の人や家族連れに人気です。
混雑は土日12〜14時頃ですが、全体的に穏やかで、平日午前は特に静かに回れます。
【開催情報】
・開催期間:2025年12月6日〜12月14日(確定)
・営業時間:11:00〜19:00(最終日は18:00まで)
・休業日:なし
・場所:Fondation d’Auteuil(オートゥイユ教会敷地内)
・住所:40 Rue Jean de La Fontaine, 75016 Paris
・アクセス:メトロ9号線「Jasmin」駅 徒歩5分/RER C「Avenue du Président Kennedy」駅 徒歩10分
・参照
2024年との違い・2025年の変更点・未確定情報
2025年は基本構成が大きく変わらない見通しです。
ただし、市庁舎前広場は2024年に工事で使えず、コンコルドへ移転しました。
2025年の開催地は未発表のため、直前の公式情報を必ず確認してください。
エッフェル塔ふもとは2023・2024年に連続開催の実績がありますが、2025年は発表待ちです。
一方、チュイルリー公園・ラ・デファンス・ノートルダム周辺・サン=ジェルマン・モンマルトルは例年通りの運営で確定しています。
開始時期は昨年より数日早まる会場があり、11月中旬から本格的に楽しめる傾向です。
短期開催の東駅・オートゥイユ・フロコン通りは、日程が合うか早めに確認しましょう。
フロコン通りは直前告知が多く、公式SNSや区の案内が情報源として有効です。
【2024→2025の主な変更点・未確定ポイント一覧】
項目/2024年/2025年(現時点)
・市庁舎前:工事で開催なし/工事継続の可能性・未発表
・コンコルド広場:市庁舎から移転開催/継続の可能性あり・未発表
・エッフェル塔ふもと:実施あり/未発表(開催見込みは高め)
・チュイルリー:例年通り・無休/2025年も期間確定
・ラ・デファンス:12/25休業の年あり/2025年も12/25は要確認
・東駅:11月末〜約2週間/2025年も確定
・オートゥイユ:チャリティ開催/日程確定(12/6〜14)
・フロコン通り:週末・直前告知/2025年未発表(例年12月上旬)
冬のパリを楽しむ前に知っておくべき3つのポイント(寒さ・治安・混雑)
この章で扱う主なポイントは次の3つです。
- 夜は体感温度0℃以下?防寒のリアル事情と服装例
- スリ・置き引き・夜間移動の安全対策
- 人込みを避ける時期・時間帯・曜日・午前と夜の雰囲気の違い
パリのクリスマスマーケットは幻想的な景色が魅力ですが、冬の寒さや治安面、混雑を理解して準備しておくことが快適な旅の大きなポイントです。特に夜は体感温度が氷点下になる日も多く、スリや混雑も増えるため、服装・時間帯選び・移動手段を事前に考えておくと安心して楽しめます。ここでは実際の気温や治安事情に基づき、具体的な対策を紹介します。
夜は体感温度0℃以下?防寒のリアル事情と服装例
川沿いは特に寒い
12〜1月の平均気温は日中5〜8℃、夜は0〜3℃前後です。
川沿いや広場は風が強く、体感は氷点下に近づきます。
屋外に長く滞在するため、コートだけでは冷えやすい点に注意してください。
基本は重ね着と防風です。
吸湿発熱インナー+ウールニット+中綿ロングコート(またはダウン)を基準に、マフラー・帽子・手袋を加えます。特に、手袋は必携!!
長時間歩く日は厚手ソックスや裏起毛タイツが効果的です。
子連れはベビーカーにブランケットやフットマフを用意すると安心です。
イルミネーションの時間帯は冷えるため、合間にカフェや屋台の温かい飲み物でこまめに温まりましょう。
スリ・置き引き・夜間移動の安全対策
クリスマスマーケットは昼夜問わず人が集まるため、スリや置き引きの発生が増える時期です。特にチュイルリー公園、ラ・デファンス、ノートルダム周辺など観光客が多い場所では、スマートフォンや財布を狙った被害が例年発生しています。リュックを背中に背負ったまま歩く、カフェやベンチで荷物を足元に置くといった行動は狙われやすく、バッグは常に体の前方に持ち、ファスナー付きのものを使用することが基本です。
夜間の移動にも注意が必要です。マーケットの終了時間は23時頃になることも多く、メトロやRERを利用する際は人が少ない車両を避け、なるべく人が多い車両に乗る方が安心です。特に18区(モンマルトル)や北駅周辺では夜遅くなるほど治安が不安定になることがあり、女性一人や子連れの場合はタクシーやUberなどの配車サービスを利用するのがおすすめです。
また、写真撮影中にスマートフォンを手から奪われるケースも報告されています。撮影時はスマホリングやストラップで手首に固定しておくと安心です。マーケット内では警察や警備員も巡回していますが、自衛の意識を持って行動することで、夜の雰囲気をより安全に楽しめます。
人込みを避ける時期・時間帯・曜日・午前と夜の雰囲気の違い
11月平日昼間チュイルリーマーケット。空いている。
パリのクリスマスマーケットは、12月中旬〜クリスマス直前が最も混雑します。
特に12月20日以降はフランスの冬休みと重なるため、家族連れや観光客が一気に増え、主要マーケットでは歩くのも難しいほどになります。
また、1月1日などは閉まっているお店も多い中、あいているマーケットには人が殺到します。
反対に、11月中旬〜12月上旬は比較的空いており、屋台をゆっくり見たい人や写真を撮りたい人にはおすすめの時期です。
時間帯で見ると、最も混むのは16〜19時頃。
イルミネーション点灯と夕食前の時間帯が重なるため、どの会場でも人が集中します。
午前11時〜14時は屋台が空き始める時間帯で、ベビーカーを押す家族連れや写真を撮りたい人にとって最も歩きやすい時間です。
夜のマーケットはライトアップされ雰囲気が一気に変わりますが、その分スリや人混みも増えるため、夜景を楽しみたい場合は18時前後〜20時頃の早めの時間が安心です。
曜日では、土日と金曜の夕方が最も混雑します。
逆に火曜〜木曜の昼間は比較的落ち着いており、屋台のスタッフもゆっくり対応してくれる傾向があります。
必ず訪れたい主要クリスマスマーケット3選
この章で紹介するマーケットは、規模・雰囲気・アクセスの面から特に人気が高く、初めてのパリ旅行でもここに行っておけば間違いはないかなと思います。
以下の3つを中心に、それぞれの魅力や楽しみ方を紹介します。
どのマーケットも雰囲気が異なり、華やかなイルミネーション、観覧車やスケートリンク、職人によるハンドメイド作品など、パリらしい魅力が詰まっています。
効率よく巡りたい人や、どこに行くべきか迷っている方は、まずこの3つを基準に旅のプランを立てると安心です。
チュイルリー公園(La Magie de Noël)
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ルーヴル美術館の隣に広がるチュイルリー公園は、パリ最大のクリスマスマーケットであり、「迷ったらここに行けば間違いない」と言われる定番スポットです。
観覧車やメリーゴーランド、ゴーカートや子ども向けのミニ列車、大きな滑り台など仮設アトラクションが数多く設置され、行ったら誰でもワクワクすること間違いなし!
ライトアップされた観覧車や仮設アトラクションは写真映えも抜群です。
ゴーカート
屋台の数はパリで最も多く、食べ歩きも充実しています。
ホットワインやクレープ、ラクレット、ソーセージなどの定番料理に加えて、ロティサリーチキン、プレッツェル、綿あめ、キャラメルナッツ、キャンディーなどの甘いお菓子系も豊富です。
アルザス菓子やチョコレート専門店の屋台もあり、子どもから大人まで楽しめます。
グルメ・遊び・雰囲気のすべてが揃っているため、初めてパリのクリスマスマーケットを訪れる人や、効率よく満足度の高い体験をしたい人に最適な場所です。
ずらっと並ぶ屋台
ラ・デファンス(Le Village de Noël de La Défense)
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パリ中心部からメトロ1本で行けるラ・デファンスは、現代的なビル群の中に伝統的な木造シャレーが並ぶ、都会型クリスマスマーケットです。
約150の屋台が立ち並び、パリ市内で最大級の規模を誇ります。
食べ歩きグルメだけでなく、キャンドル・クリスマスオーナメント・ガラス細工などの雑貨や土産物も豊富で、屋内型の販売スペースもあるため、寒さや雨の日でも安心して買い物ができます。
可愛い小物やクリスマスグッズが揃う屋内販売所
会場内には小さなスケートリンクや写真映えするイルミネーションスポットも設置されており、エッフェル塔や凱旋門とは違う、近未来的な景色を背景に写真を撮れるのが魅力です。
チュイルリーのような大きな遊具は少ないものの、屋根付きの飲食エリアや暖房スペースがあるため、寒さを避けながらゆっくり過ごせます。
ノートルダム大聖堂周辺(Marché de Noël Notre-Dame)
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ノートルダム大聖堂近くのスクエア・ルネ・ヴィヴィアーニで開催されるマーケットは、職人による手仕事と落ち着いた雰囲気が魅力です。
規模は大きくありませんが、木工細工、陶器、革小物、手編みニット、アクセサリーなど、一点物のクラフト作品が多く、他のマーケットにはない温かみがあります。
食べ歩きよりも「作り手のいる屋台で作品を選ぶ」楽しさがあり、クリスマスの贈り物探しにもぴったりです。
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ライトアップされたノートルダム大聖堂とマーケットの光が重なる夕方以降は、特に雰囲気が美しく、写真撮影スポットとしても人気です。
場内にサンタクロースが登場する日もあり、一緒に写真を撮れることも!
最終日、クリスマスの日は大混雑しましたが、ホットワインカップが可愛く(後述)、行く価値あり!
王道イルミネーションも網羅♪半日で回れるモデルコース|チュイルリー→コンコルド→エッフェル塔
コンコルド広場のクリスマスマーケット
この章では、限られた滞在時間でもパリのクリスマスマーケットとイルミネーションの両方を満喫できる「王道モデルコース」を紹介します。
以下の流れに沿って歩けば、マーケットの雰囲気だけでなく、シャンゼリゼ通り・モンテーニュ通り(Dior本店)・ヴァンドーム広場(Chanel)のイルミネーションといった、パリの代表的なクリスマスイルミネーションスポットも一度に巡ることができます。
- スタート地点・最寄り駅・移動のポイント
- チュイルリー公園からコンコルド広場、シャンゼリゼ通りのイルミネーションへ
- モンテーニュ通りとヴァンドーム広場を経由し、夜のエッフェル塔とクリスマスマーケットへ
チュイルリー公園で日中のマーケットを楽しみ、夕方にはコンコルド広場とシャンゼリゼ通りの点灯を眺めます。
そのまま徒歩でDiorのショーウィンドウが輝くモンテーニュ通り、ジュエリーブランドが集まるヴァンドーム広場へ。シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場には大きなクリスマスツリーも飾られますよ。
最後はエッフェル塔のシャンパンフラッシュと、ふもとのクリスマス屋台で締めくくるルートです。半日で「これぞパリのクリスマス」と感じられる、満足度の高い行程です。
スタート地点・最寄り駅・メトロ移動のポイント
このモデルコースの出発地点は、ルーヴル美術館と隣接するチュイルリー公園です。
最寄り駅はメトロ1号線「Tuileries」または「Concorde」で、いずれも公園の入口まで徒歩数分。パリ中心部からアクセスしやすく、午前〜午後の早い時間に到着すれば、明るい時間帯のマーケットの雰囲気を楽しみながらゆっくり歩き始めることができます。
チュイルリーからコンコルド広場へは徒歩約10分。移動中の園内やルーヴル宮殿の外観も美しく、写真を撮りながら進むのに最適です。
コンコルド広場からシャンゼリゼ通りへは信号を渡ってすぐで、日没後には街路樹のイルミネーションが点灯します。
ここからモンテーニュ通り、ヴァンドーム広場へは徒歩圏内で、途中でメトロに乗る必要はありません。
最終目的地のエッフェル塔周辺には、コンコルド広場からメトロ8号線(Concorde → École Militaire)、もしくは徒歩でシャンゼリゼ通りから橋を渡って向かう方法があります。
夜遅くなりすぎる場合や子ども連れの場合は、Uberやタクシーを利用すると安心です。
徒歩とメトロを組み合わせることで効率よく回れるコースでありながら、パリらしい街歩きも存分に楽しめます。
チュイルリー公園からコンコルド広場のクリスマスマーケットへ
チュイルリー公園で観覧車や屋台グルメを楽しんだあとは、公園西側の出口からそのままコンコルド広場へ向かいます。
徒歩約10分で到着でき、ルーヴル宮殿の外観や公園越しのエッフェル塔を背に歩くこの区間は、日中でも写真映えする人気ルートです。
夕方が近づくと街全体が少しずつ薄暗くなり、ライトアップの始まりとともにクリスマスの雰囲気が一気に高まります。
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コンコルド広場では、2024年は例年の市庁舎前から移転してマーケットが開催されました。
大きな滑り台や子ども向けのアトラクション、ホットワインやクレープの屋台が集まり、シャンゼリゼ通りのライトアップへ続く玄関口として華やかな雰囲気に包まれます。
2025年も同様に開催される可能性が高いものの、市庁舎前に戻る可能性もあるため、最新情報を出発前に確認しておくと安心です。
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マーケットを楽しんだあとは、周辺で日没と同時に点灯するシャンゼリゼ通りのイルミネーションへ。
特に、オベリスク側から凱旋門に向かって眺めるシャンゼリゼ通りのイルミネーションの長さは圧巻!!!
夜、モンテーニュ通りとヴァンドーム広場のイルミネーションを経て、エッフェル塔とクリスマスマーケットへ
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シャンゼリゼ通りのイルミネーションを楽しんだら、次は高級メゾンが並ぶモンテーニュ通りへ進みます。
Dior本店をはじめとしたブティックでは、毎年クリスマス仕様の大胆なファサード装飾が施され、建物全体が一つの芸術作品のように光り輝きます。
街路樹や道路も温かなライトで彩られ、華やかでありながら落ち着いた雰囲気が魅力です。
夜でも比較的人通りが多く、散策しやすい安全なエリアです。
diorのイルミネーションは必見
そのまま歩いて、ヴァンドーム広場へ向かいます。![]()
広場にはカルティエなどの老舗メゾンが並び、建物の間には大きなクリスマスツリーやメリーゴーランドが設置されます。
徒歩すぐの、シャネルの店舗ファサードのイルミネーションも必見です!
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最後はエッフェル塔方面へ。
タクシーやメトロ(コンコルド→École Militaireなど)を利用すれば約15〜20分で到着します。
夜のエッフェル塔は毎時0分になると5分間シャンパンフラッシュが煌めき、ふもとの芝生やクリスマス屋台からその姿を眺める時間は旅の締めくくりに最適です。
ホットワインを片手にオーナメント屋台を巡りながら、光り輝く塔を背景に過ごす時間は、この季節ならではの特別な体験です。
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子ども連れで安心して楽しむクリスマスマーケットの回り方
この章では、子どもと一緒でも安心して楽しめるパリのクリスマスマーケットの回り方を、以下の4つの視点から紹介します。
- 子供におすすめのクリスマスマーケット3選
┗ チュイルリー公園
┗ ラ・デファンス
┗ オートゥイユ(Les Féeries d’Auteuil) - ベビーカー・歩きやすさ・混雑を避ける時間帯
- 温かく過ごせる場所・子どもが食べやすい食べ物・トイレ情報
- 子連れは「夕方前」が最適な理由(寒さ・治安・混雑のバランス)
寒さや混雑が気になる冬のパリでも、マーケット選びと時間帯さえ工夫すれば、子ども連れでも快適にクリスマスの雰囲気を楽しむことができます。アトラクションの有無、トイレや休憩スペースへのアクセス、温かい食べ物が買える屋台など、実際に訪れる前に知っておきたいポイントを分かりやすく解説していきます。
チュイルリー公園(La Magie de Noël)|子ども連れにおすすめな理由
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チュイルリー公園のクリスマスマーケットは、子ども向けの遊具と屋台が最も充実しているため、パリで子連れに一番人気のスポットです。
絶叫系アトラクション、観覧車、メリーゴーランド、大きな滑り台、ミニトレインなど仮設アトラクションが園内の各所に配置され、待ち時間も比較的短く、幼児〜小学生まで幅広く楽しめます。
地面は舗装された遊歩道が多く、ベビーカーでもスムーズに移動できます。
サスケのような探検型アトラクション
食べ物は、クレープ、ホットチョコレート、チョコバナナ、綿あめ、キャラメルナッツ、プレッツェル、ロティサリーチキンなど子ども向けの軽食・お菓子が豊富で、屋台の前で簡単に食べられるものがほとんどです。座る場所がなければ公園内のベンチなどで食べられるのも魅力的。
会場が街中に位置しているため、トイレやおむつ替え台などは、以下のように近隣で対応できます。
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- 公園近くのカフェやレストランで授乳・食事休憩が可能
- 老舗カフェ「アンジェリーナ(Angelina)」にはおむつ替え台あり
- オペラ地区の「ギャラリー・ラファイエット」には授乳室付きベビールーム(おむつ替え・授乳・お湯利用可)
- 必要に応じてホテルロビーや百貨店のトイレも利用でき、街中ならではの柔軟な選択肢があります
アンジェリーナのおむつ替え台
子どもが楽しめる遊び・食べ物・安全性のバランスが良く、「子どもにパリのクリスマスマーケットを体験させたいなら、まずここ」と言える場所です。
ラ・デファンス|子ども連れにおすすめな理由
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ラ・デファンスのクリスマスマーケットは、都会的な雰囲気の中で安心して子どもと過ごせる環境が整っているのが魅力です。
ミニスケートリンクや小さなメリーゴーランド、光るオブジェなど、子どもが喜ぶ仕掛けが点在しています。
道幅が広く平坦なため、ベビーカーでもスムーズに移動できます。
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特に子連れにとって大きな利点は、マーケットのすぐ横に大型ショッピングモール 「Westfield Les 4 Temps(レ・キャトル・タン)」 があることです。
館内にはベビールーム(授乳・おむつ替え可能)、清潔なトイレ、電子レンジ・お湯が使えるスペースも整備されており、寒さや急なトラブルにも対応しやすい環境です。
フードコートにはマクドナルド、ケンタッキー・フライド・チキン、アジアンフード、サンドイッチ&サラダ専門店など、子どもも食べやすいメニューが揃っています。
さらに、マーケット内には屋根付きの飲食スペースや暖房エリアも設けられており、チュイルリーよりも「休憩しやすい・寒さを避けやすい」という点で優れています。
天候が悪い日や乳幼児連れでも立ち寄りやすく、買い物とクリスマス気分の両方を楽しめる実用的なマーケットです。
オートゥイユ(Les Féeries d’Auteuil)|子ども連れにおすすめな理由
オートゥイユのクリスマスマーケットは、教会施設内で行われる小規模なチャリティーマーケットで、他の会場と比べて人が少なく、静かで安心できる環境が魅力です。
派手なアトラクションはありませんが、木製おもちゃ、手作りのお菓子、クリスマス雑貨など素朴な屋台が並び、幼児や人混みが苦手な子ども連れに適しています。
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子どもも楽しめる音楽隊による演奏、ブロカントなどもあります。
トイレは教会や付属施設内で臨時開放される年もありますが、常設の公衆トイレではないため、年によって場所や利用状況が変わります。
マーケット全体が慈善目的で運営されており、売り上げの一部は子ども支援施設や孤児院への寄付となります。
温かく穏やかな雰囲気の中で子どもと過ごせる、派手さはないものの「安心してゆっくりできるクリスマスの場所」としておすすめできます。
ベビーカー・歩きやすさ・混雑を避ける時間帯
日没間近のエッフェル塔クリスマスマーケットは激混み
パリの主要なクリスマスマーケットは全体的に舗装がされており、ベビーカーでの移動は可能です。ただし、夕方〜夜は人が一気に増え、特にチュイルリー公園・モンマルトル・ノートルダム周辺はベビーカーの操作が難しくなる時間帯があります。 ベビーカーでスムーズに歩きたい場合は、点灯が始まる前の午前〜昼過ぎ、または平日15時頃までがもっとも快適です。
歩きやすさで選ぶなら、道幅が広く段差の少ないラ・デファンスやチュイルリー公園が安心です。特にラ・デファンスは広場全体がフラットで、近くにショッピングモール(Westfield)もあるため、突然の雨や授乳・おむつ替えにも対応できます。
一方で、モンマルトルやノートルダムは石畳や坂道が多く、混雑時間帯は抱っこ紐の方が身動きしやすい場面もあります。
混雑を避けるなら、土曜の夕方・日曜の午後・12月23〜25日前後、元日は避けるのが無難です。子連れでゆっくり過ごすなら、午前中〜14時頃、または平日の昼過ぎが最適な時間帯です。
夜のイルミネーションを見たい場合は、17時前後に一旦見て、混む前に早めに引き上げると安心です。
現地で楽しさが倍になる!グルメ・限定ホットワインカップ・サンタとの撮影
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この章では、クリスマスマーケットをより満喫するための3つの楽しみ方を紹介します。
- 絶対食べたいクリスマスグルメ(ホットワイン・クレープ・ソーセージなど)
- 集めたいホットワインカップご紹介!(2024〜2025年デザイン例)
- サンタクロースと写真が撮れるのはどこ?(チュイルリー・ラデファンス・ノートルダムなど)
屋台で味わえる温かいグルメ、各会場で異なるデザインのホットワインカップ、そしてサンタクロースと触れ合える場所は、どれもクリスマスマーケットの醍醐味です。
この章では、食べておきたい定番メニューや、思わず集めたくなるカップの魅力、子どもも大人も楽しめるサンタとの撮影スポットまで、実体験に基づいて分かりやすく紹介します。
絶対食べたいクリスマスグルメ(ホットワイン・クレープ・ソーセージなど)
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クリスマスマーケットで欠かせないのが、寒い体を温めてくれる屋台グルメです。
定番はスパイス香るホットワイン(Vin Chaud)。
赤ワインにシナモンやオレンジ、クローブを煮込んだ冬の風物詩で、マーケットごとに味や甘さが異なります。
アルコールが飲めない人や子どもには、ホットチョコレートやショコラショー、ホットアップルジュースも人気です。
食べ歩きしやすい料理も豊富で、甘いものならクレープ、ヌテラ入りワッフル、チョコバナナ、綿あめ、キャラメルナッツなどがおすすめです。
食事系では、アルザス風ソーセージやホットドッグ、ラクレットチーズを溶かしてパンにのせたもの、ロティサリーチキン、ポテトグラタン(グラタン・ドーフィノワ)なども人気。
どの屋台もその場で調理され、出来立てを受け取れるため、冷えた体にじんわり染みわたります。
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マーケットによって屋台の規模は異なりますが、チュイルリー公園とラ・デファンスが特に充実しています。
甘い香りやチーズが溶ける音など“パリの冬”らしさを感じられる瞬間で、食べ歩きも旅の大切な楽しみのひとつになります。
集めたいホットワインカップご紹介!(2024〜2025年デザイン例)
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パリのクリスマスマーケットでは、ホットワインやホットチョコレートを注文すると、再利用可能なプラスチック製カップで提供されます。
会場ごとにデザインが異なり、ロゴ、イラスト、街の象徴や年号が入るものもあり、旅の記念として持ち帰る人が多い人気アイテムです。
特に、2024年のノートルダム大聖堂前(Square René Viviani)マーケット限定カップは私にとって思い出深い一品。
黒地に「2024」の文字と、ノートルダム大聖堂のイラストが描かれたデザインのカップは、ノートルダム大聖堂再オープンの年にゲットできた特別感がありました。
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ラ・デファンスでは高層ビル群を背景にしたモダンなカップだったり、マーケットによって色・形・サイズが異なるため、複数のマーケットを巡るとコレクションとして楽しめるのが魅力です。
サンタクロースと写真が撮れるのはどこ?(チュイルリー・ラデファンス・ノートルダムなど)
チュイルリーのサンタブース
サンタクロースと一緒に写真を撮れるスポットは、子ども連れにも大人にも人気の高い体験です。なかでもチュイルリー公園、ラ・デファンス、ノートルダム周辺では、毎年サンタが登場することで知られています。
チュイルリー公園(La Magie de Noël)には「サンタハウス(Maison du Père Noël)」が設置され、サンタと順番に写真撮影ができます。背景や装飾も凝っており、マーケットの中でも特に本格的な撮影スポットです。
ラ・デファンスでも週末や夕方を中心にサンタが登場し、クリスマスツリーの前やイルミネーションのあるエリアで撮影ができます。屋根付きエリアもあるため、天候が悪い日でも安心して待てる環境です。
ノートルダム大聖堂前(Square René Viviani)のマーケットでは、サンタが会場内を歩きながら登場しました。
訪れた人が自由に声をかけ、ノートルダム大聖堂を背景に写真を撮れるスタイルで、特別感のある演出でした。
ホットワインで乾杯してくれるノートルダムのサンタ
場所や時間によってサンタの登場は変わるため、確実に会いたい場合は土日の午後や夕方前に訪れるのがおすすめです。
まとめ|2025年のパリを最高のクリスマス旅行にするために
この記事では、2025年のパリで開催されるクリスマスマーケットの最新情報から、安全対策、子連れでの楽しみ方、モデルコース、グルメやホットワインカップの魅力まで幅広く紹介してきました。初めての冬のパリでも、事前に開催期間や防寒、治安を理解し、訪れる場所と時間帯を選べば、安心してクリスマスの雰囲気を満喫できます。
✔ この記事のポイントまとめ
- 開催期間は11月中旬〜1月初旬が中心。チュイルリー公園・ラ・デファンスは2025年も開催確定。
- 寒さ・治安・混雑対策は重要。夜は体感温度0℃以下になるため、防寒具・スリ対策は必須。
- 子連れ旅行でも安心できる場所あり。チュイルリー公園やラ・デファンスは遊具・休憩場所・トイレ環境が整っている。
- 大規模マーケットだけでなく、小規模マーケットも魅力的。 東駅(アルザス市)はグルメが充実、サン=ジェルマン=デ=プレは大人っぽく落ち着いた雰囲気、モンマルトル(アベス広場)は丘の上ならではのロマンチックな光景が楽しめる。
- おすすめマーケットはチュイルリー・ラ・デファンス・ノートルダム。雰囲気・規模・アクセスのバランスが良い。
- ホットワイン・クレープ・ラクレットなど屋台グルメと、会場限定カップやサンタ撮影は旅の思い出に最適。
パリのクリスマスマーケットは規模の大小に関わらず、それぞれに個性と温かさがあります。
この記事を参考にして、最適なマーケット選びができ、2025年の冬が、あなたにとって特別な旅となりますように。
