パリで使える交通乗り換えアプリBonjour RATPの使い方!運休等への対処も!

bonjour RATP パリの交通

こんにちは!のんちゃん(@nozomi_paris_mama)です。
今回は、パリ及びパリ近郊(イル・ド・フランス地域)で使える交通乗り換えアプリ、Bonjour RATPをご紹介します!
アプリの機能、できることなども併せてご紹介します。

Bonjour RATPは、乗り換え案内だけでなく、パリ市内及び近郊ではしょっちゅう運休、迂回、一時運行停止などがありますが、そうした情報も入手できるだけでなく、Navigoのチャージなどもできます。

リアルタイムの運行状況の確認方法や、2024年にはパリでオリンピック・パラリンピックもありますので、その交通規制等の際に役立つ情報も織り交ぜて記載していきます!

パリに着いたらとりあえず入れよう「Bonjour RATP」

Bonjour RATPは、パリ交通公団(Régie Autonome des Transports Parisiens=RATP)が提供する乗り換えアプリです。
RATPについては以下の通り。

RATPは、フランスの首都パリとその周辺部の公共交通機関を運営する事業者で、パリ地域の交通に関する独立機関STIF(イル=ド=フランス交通連合)の下にあって、メトロやRER、路線バス網、3路線のトラム、モンマルトルのケーブルカーの運営を行っている。
Bonjour RATPは、いわば日本でいう、JRが運営する公式乗り換えアプリのようなものですね。
なので、乗り換え情報はもちろん、当日の運休情報などについての情報、バスの運行情報などもこちらのアプリで確認できます。
Bonjour RATPサイトはこちら
サイト内にアプリダウンロードリンクもあります。

行きたい場所を入力してルート検索が可能

アプリを立ち上げると、上記のような画面になります。
検索窓をタップすると、出発地と行きたい場所を入力する画面になりますので、こちらに地点を入れれば、メトロ、鉄道、バス、トラムなどの各種交通機関を駆使した最適ルートをいくつか紹介してくれます。

好みのルートを選択すると、地図と併せて詳細ルートを表示してくれます。
次発の便がいつくるのか、なども併せて表示してくれるので乗り過ごしても分かりやすく便利です。

リアルタイム交通状況、デモやオリンピック・パラリンピックの時期の運休・迂回情報も!

現在の交通状況を確認できる

アプリ上の「Traffic」からは、現在の各交通機関の運行状況などがリアルタイムで確認できます。

さらに、特定の路線の今後の運行情報、運休情報なども併せて見ることができます。

バスの運行状況が確認したいとき

Bonjour RATP

Bonjour RATPスクリーンショット

Bonjour RATP上で乗りたいバスの路線を調べると、現在の運行状況が確認できます。
メトロや鉄道もよく止まることはあるのですが、一番よく予想外の動きをするのがバスです。
バス停で待っていても全然バスが来ない、などということがよくあるのですが、そういう時は、Bonjour RATP上で確認してみましょう。
路線を調べると、何かのトラブルで一時的に運休等があった場合は、上記のような画面が確認できます。

なお、運行している際は、次のバスがいつ来るのか、もリアルタイムで見ることができます。(下のスクリーンショット参照)

ただ、上記のように、「あと何分で来るよ」と出ていても、交通状況でこの待ち時間がどんどん長くなることは多々あるので、運行している限りは気長に待ちましょう。

なお、Bonjour RATPアプリのホームから上記検索もできますが、バス停には大体、路線図や時刻表とともにQRコードが掲示されており、それを読み込むことでも上記ページに飛ぶことができますので、確認してみてくださいね。

 

イベント等で交通規制がある場合

例えば、2024年はパリでオリンピック・パラリンピックがありますので、特にバスなどで通行止めによる運休や迂回などの措置がなされます。
そうした際は、こちらのRATPのサイトで事前に情報が出ます。
上記の通り、Bonjour RATPのアプリからもタイムリーに情報がでます。
例えば、アプリ上の「Maps」では、2023年10月現在、ラグビーワールドカップの情報も出ていました。

2023オリンピック・パラリンピックテストイベントの際の大会公式サイトより

上記は、2023年トライアスロンのオリンピック・パラリンピック大会テストイベントの際の大会公式サイトが提供していた交通規制の情報です。
2024年大会の際は、オリンピック・パラリンピック公式サイトで案内があるはずですので、事前に確認しましょう。
2023年のテストイベントの際は、大会公式サイトからのリンクでRATPのサイトに飛ばされ、どの路線バスで、いつからいつまで、運休や迂回があるかは掲載がありました。
運休情報

RATPサイトの運休情報

ただ、迂回や運休があることまではRATPで分かったのですが、実際にどういう迂回ルートになるのか、などについては私の検索能力が低いせいもあるのか、実際に掲載がなかったのか分からないのですが、サイト上で見つけられず、とりあえずテストイベント当時に該当路線に乗ってみたところ、案の定途中までしか行けず、大幅に迂回することになったので、途中で下車し、メトロに乗り換えるという対処が必要でした。
なお、メトロは地上の交通規制の影響を受けませんので、地上で通行止めがある際はバスよりメトロの利用をオススメします。

詳細な交通MAPも入手できる

アプリ上の「Maps」を開くと、パリ市及びパリ市近郊(ゾーン1から5まで)の詳細の路線マップがでます。
特に、1回券、Navigo easyにチャージした回数券はゾーン3より外に出られず都度チケットを買いなおす必要があったりするので、こうしたマップで行きたい駅がどのゾーンに位置するのか、などを確認するのに便利です。

NavigoのチャージもBonjour RATP上でできる!

navigo

Navigoとは、東京でいう、SUICA、PASMO、関西だと、ICOCAなどといった、チャージ式のICカードです。
イルドフランス地域の場合は、このNavigoさえあれば、バス、地下鉄、鉄道、トラム、などに乗ることができます。

このNavigoは最初は駅の窓口で入手する必要があり、同時に駅でもチャージができますが、事後の回数券のチャージや、週や月ごとの乗り放題パスのチャージなど、全てBonjour RATP上でできます。

アプリ上の「Tickets」から、Navigoを読み込んで、希望の券種を選択して、クレジットカード決済で支払えば完了です。本当に簡単にササっとできるので、大変便利です。

なお、この項目の最初の画像は「Navigo easy」です。
週ごと、月ごと等の乗り放題パスをチャージしたければ「Navigo Decouverte(デクーヴェルト)」を購入する必要があります。(以下)

どちらのパスも、Bonjour RATP上でチャージが可能です。

追記:アプリのアップデートあり!

アプリのアップデートで、カードの購入なしで、自分のスマホをカード代わりにしてオンラインでチャージが可能になりました。
iPhoneの場合はウォレットにNavigoのカードが追加されます♪
この場合、easyもデクーヴェルトも関係なく、回数券も週ごとのパスもチャージ可能です。

パリオリンピック・パラリンピックに備えて…

パリオリンピック・パラリンピックに備えて、注意点をまとめましたので以下の投稿もご参考にしてください。

追記:Navigo等を含め、購入できるチケット券種について

Navigoにチャージできる券種を含め、Navigoの種類や、購入できるイルドフランス地域のチケット券種については以下でまとめていますので、ぜひご参考にしてください。

パリの公共交通(メトロ、鉄道、バス、トラム)チケット解説!
パリ市内及び郊外(イルドフランス地域)の公共交通のチケットの券種について解説!様々な種類があり、ゾーンごとに料金が異なったり、少々複雑なので、本記事では券種を列挙し、料金及び適用範囲などについても説明します。子供料金などについても記載しています。

まとめ

今回は、パリに来た際は必須のアプリ、Bonjour RATPのご紹介をしました。
乗り換えルートだけでなく、運行情報、タイムリーな運休情報、路線図、ICカードのチャージもできるなど、機能についてもご紹介しました。

次の記事では、Bonjour RATP以外で、パリに来た際に入れておくべきアプリについてご紹介します。

 

 

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