パリで使える交通乗換え案内・地図アプリ4つご紹介!

パリの駅 パリの交通

こんにちは!のんちゃん(@nozomi_paris_mama)です。
今回は、パリ及びパリ近郊に行く際に使える交通乗り換えアプリ・地図アプリを4つご紹介します。
これらさえダウンロードしていけば、パリ及び近郊への移動には困ることがほぼないと思います!(ほぼ、とお伝えしたのは、パリの交通は予想外の動きを良くするため、アプリがそれに対応できないことも時々あるからです)
また、フランス国内の他都市及び近隣諸国も併せて旅行する方も多いと思うので、その場合も想定して適切なアプリをご紹介します。

Bonjour RATP

bonjour ratp

https://www.bonjour-ratp.fr/

まず、絶対ダウンロードしておきたいのが、「Bonjour RATP」です。

Bonjour RATPとは

Bonjour RATPは、パリ交通公団(Régie Autonome des Transports Parisiens=RATP)が提供する乗り換えアプリです。
RATPについては以下の通り。

RATPは、フランスの首都パリとその周辺部の公共交通機関を運営する事業者で、パリ地域の交通に関する独立機関STIF(イル=ド=フランス交通連合)の下にあって、メトロやRER、路線バス網、3路線のトラム、モンマルトルのケーブルカーの運営を行っている。
Bonjour RATPは、いわば日本でいう、JRが運営する公式乗り換えアプリのようなものですね。
公式アプリなので、目的地までの乗り換え情報はもちろん、当日の運休情報などについての情報、バスの運行情報などもこちらのアプリで確認できます。
また、パリのメトロ、バス、トラム、鉄道などに乗る際に使えるICカード(SUICAのようなもの)にも、アプリからチャージが可能です。

2024年パリオリンピック・パラリンピックの交通規制情報も

さらに、2024年パリでオリンピック・パラリンピックが開催されますが、その際の交通規制情報などもBonjour RATP上で、大会公式サイトと連携して告知されると予想されるため(2023年テストイベントの際はそうでした)、そういった意味でも入れておくべきアプリと言えます。
その他、詳細については、以下の記事で詳しく記載しているので、ぜひ併せてご確認ください。

Citymapper(シティマッパー)

citymapper

https://citymapper.com/

Citymapperとは、イギリスの会社が提供する、フランス以外のヨーロッパ諸国、北米地域などでもサービスを幅広く提供するアプリです。

公式サイトはこちら

Citymapperの特徴

フランスでもパリのみならず、パリ近郊、マルセイユ、リヨン、トゥールーズ、ボルドー、ストラスブール、ナントなどの主要都市で利用できます。

Citymapperも乗り換えアプリですが、日本語表示も可能です
また、パリ市民は多くの人がこのアプリを使用して経路検索をしています
なぜなら、Google Mapよりも運休情報や遅延情報をより反映してくれており、現実的にとても使いやすいからです。

Google mapも複数のルートを紹介してくれますが、運休や一時運行停止が多いパリの交通事情、そういったイレギュラーを反映してくれていないことが時々あります。
このCitymapperは経路検索した際、そうしたイレギュラーについても反映してくれており、より実践的だと感じました。
現在運休になっている路線やイレギュラー対応となっている路線について、一覧で見ることもできます。

それだけでも大変利用価値があるのですが、そのほかにもオススメポイントがいくつかあります。

例えば、サンジェルマンデプレ教会からディフェンスのグランドアークまで検索してみると、いくつかの経路の候補とともに、それぞれの経路のかかる時間、運賃はもちろん、最適なメトロの入口、出口まで教えてくれます。

また、次発、次次発の便の発車時間も一目で分かるので、多少乗り遅れても経路検索しなおす必要がなく、便利です。

Citymapperは、パリ市民も多く使用しています。
実際、バスがイレギュラー運行を行っていて、どのように乗り換えをしたらよいか分からず、バスの運転手さんに聞いた際、運転手さんもこのアプリで調べて経路を教えてくれるなどしました。

主要都市、近隣諸国でも広く使えるのでぜひダウンロードしていってください。

SNCF Connect

sncf connect

https://www.sncf-connect.com/en-en/

パリに来た際は、そこから新幹線のような高速鉄道に乗ってフランスの別の都市の観光地に行ったり、また別のヨーロッパの国と併せて旅行する方も多いと思います。
高速鉄道や長距離バスをオンライン予約することができるのが、この「SNCF Connect」のアプリです。

SNCF Connectとは

SNCFとは、Société nationale des chemins de fer françaisの頭文字をとったもので、フランスの国が運営する鉄道会社です。
フランスの新幹線にあたるTGVも、このSNCFが運行しています。
TGVはフランス国内のみならず、近隣のヨーロッパ諸国の都市にも多く乗り入れています。

そのため、TGVのみならず、 EurostarやDeutsche Bahn、Thalysなどの近隣諸国が運営する主要高速鉄道とも連携があり、例えば、パリ→ロンドンといった経路をざっくり検索してみても、以下のように、ユーロスターの予約ができるだけでなく、ロンドンでのメトロの乗換案内まで表示してくれます。

高速鉄道だけでなく長距離バスも予約可能

こちらはパリからストラスブールまでのチケットを調べてみた画面です。
どの日が安く、どの便が安いのかが一目で分かります。

そして、日付選択の上に、「Train」と「Bus or carpool」のタブがあります。
ここから長距離バスも予約できます。

時間に余裕のある方、できるだけ節約したい方は、併せてバスも調べてみてください。

格安チケットの案内やセール情報を見逃すな!

SNCF Connectを頻繁に見るようにしていると、色んな格安チケットのオファーや期間限定の割引などの情報がキャッチできます。

また、前々から予定が決まっている場合は、なるべく早く予約すればするほどお得になるのはもちろんなのですが、割引の「年パス」のようなものも売っていて、これを買っておくと、一年を通してチケットが安く買えます。
また、通常格安チケットは変更不可のことが多いですが、このパスで買ったチケットは7日前まで変更・返金が可能です。

よく旅行に行くという方は買って置いたら全然ペイできますのでオススメです!

あとはなんといっても、やっぱりGoogle map

最後は、変わり映えしなくてごめんなさい。
やっぱりGoogle mapは入れておいた方が便利です。というか、皆さん既に入っていますよね。
乗り換え案内は上記のとおり、運休やイレギュラー対応への反映が優れている、すでにご紹介したアプリを使用することをお勧めしますが、街中での地図機能はやはりGoogle mapが一番です。
また、Google mapで口コミ評価が高いレストランなどは行って間違いがなかったです。

追記:パリオリンピック・パラリンピック専用アプリ

インスタでもご紹介しましたが、パリオリンピック・パラリンピックに備えて、イルドフランスモビリテが専用交通アプリを作成しました。
競技期間中の交通規制までを加味してルート案内してくれるとのことです。
ただ、上記でご紹介したアプリも、交通規制を加味して案内してくれるのでその点は大丈夫かと思います。
オリパラ専用アプリであれば、競技会場が登録されているので、観戦に行く際には便利かなと思います。

まとめ

今回は、パリ及びパリ近郊(及びフランス国内、近隣諸国)での移動の際に必須となる交通乗り換えアプリ、地図アプリをご紹介しました。

この4つさえあれば、何とかなります。
これらのアプリを上手く使い分けられれば、大体の事象には対処できますし、迷うことも少なくなるはずです。

パリに行った際は、これらのアプリでスマートに旅行を楽しんでくださいね。

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