こんにちは!のんちゃん(@nozomi_paris_mama)です!
今回は、2026年にシャトゥー蚤の市を訪れる予定の方必見の完全ガイドです。
アクセス方法や治安、予算感など、現地で役立つ具体的な情報を凝縮しました。
年に2回だけ開催され、貴重な品が盛りだくさんの伝統ある蚤の市で、後悔のない買付やショッピングを楽しむためのコツを分かりやすくご紹介します。
2026年に開催されるシャトゥー蚤の市の基本データと日程

2026年のシャトゥー蚤の市(Foire de Chatou)は、既に第110回(春)と第111回(秋)の公式日程が確定しています。
この市は、かつて「ハムと古道具の市」として親しまれた伝統を継承しており、高品質なアンティークとフランスの美食を同時に楽しめるのが最大の特徴です。

シャトウ名物の豚さん
まずは、基本的な開催スケジュールと、プチ・トランや徒歩ルートを活用したアクセス方法を詳しく確認していきましょう。
春と秋の具体的な開催スケジュールとおすすめの入場時間帯

2026年の公式スケジュールは、春会期が3月13日(金)から3月22日(日)、秋会期が9月25日(金)から10月4日(日)の各10日間です。
営業時間は毎日10:00から19:00(最終入場18:00)までとなっています。
会場への入場には有料チケットが必要ですが、週末や人気の時間帯は窓口が混雑するため、事前に公式サイトからオンラインチケットを購入しておくのが賢明です。
価格は1枚10ユーロです。
これにより、長い列をスキップしてスムーズに入場が可能になります。
※なお、各期日の前日はプロ専用の入場日になっています。
希少な一点物や掘り出し物を確実に手に入れたいのであれば、初日の開場と同時に入場することがオススメです。
一方で、最終日が近づくにつれて値引きされ始め、特に最終日の午後には多くの店主が荷物を整理し始めるため、大幅な値引き交渉が期待できるチャンスです。
パリ市内からRER A線で迷わずアクセスする具体的なルート
パリ中心部からはRER A線の「Saint-Germain-en-Laye」方面行きに乗車し、目的や好みに合わせて2つの下車駅を使い分けましょう。

一つ目はRueil-Malmaison(リュエイユ=マルメゾン)駅を利用するルートです。
無料シャトルバスのプチ・トランに乗車する際は、改札を出て「1番出口」へ向かってください。
このバスは午前10時から約30分間隔で運行されており、セーヌ川に架かる橋を渡りながら会場入口まで走行します。
車窓からの景色が美しく、アトラクションのような高揚感を楽しめるのが魅力です。
もちろん、駅からは徒歩で向かうこともできます。

もう一つの選択肢は、次のChatou-Croissy(シャトゥー=クロワッシー)駅で下車し、徒歩で会場へ向かうルートです。
こちらの駅から会場入口までは徒歩で10分強の道のりとなります。
こちらの駅から歩く場合も、セーヌ川の橋を渡る際に「印象派の島」ならではの開放的な景色を堪能できるため、散策を楽しみたい方に最適です。
また駅周辺はフランスの田舎の町のような、こじんまりした雰囲気があります。
パリから乗車する際に電車の後方車両を選んでおけば、降車後の出口移動もスムーズになり、より効率的に会場へ辿り着けます。
初めてでも安心できる会場の治安と防犯ポイント
パリ郊外への移動や、慣れない環境でのアンティーク買付において、安全面への配慮は欠かせません。
会場となるシャトゥー周辺は、フランスでも有数の富裕層が住む穏やかな地域ですが、世界的な人気イベントゆえに最低限の警戒が必要です。
事前の知識と適切な準備さえあれば、トラブルを未然に防いで心ゆくまでショッピングを楽しめるでしょう。
ここでは、現地のリアルな治安状況と、快適なアンティーク巡りを支える防犯のコツを解説します。
郊外へ向かうRER車内とシャトゥー周辺のリアルな治安状況
会場へ向かうRER A線は日中の治安は良好ですが、A線に接続するパリ中心部のシャトレ・レ・アル駅といったターミナル駅ではスリへの警戒が必要です。
乗車時にスマートフォンを操作し続けたり、貴重品を無防備にポケットへ入れたりすることは避けてください。
周囲への最低限の警戒を保つ姿勢が、トラブルを未然に防ぐ基本となります。
公共交通機関を利用する際は、バッグの口を常に視界に入れるよう心がけましょう。
下車駅であるシャトゥーや、リュエイユ=マルメゾン駅付近は、パリ市内よりも治安が安定している閑静な高級住宅街です。
駅から会場までの道も明るく開けており、多くの来場者や地元の買い物客が行き交っているため、日中であれば女性一人でも不安を感じることはほとんどありません。
ただし、高価な戦利品を抱えて帰る際は周囲の注目を集めやすくなります。
駅に着くまでは気を引き締め、防犯意識を最後まで持ち続けることが大切です。
貴重品を守りながらアンティーク巡りに集中するための持ち物
蚤の市では、両手が自由に使えるチャック付きのショルダーバッグを体の前に回して持つスタイルが防犯面で推奨されます。
入場料がかかる会場とはいえ、会場内で品物に見入っている隙に背後から狙われるリスクがあるため、リュックサックの使用は控えましょう。
また、財布を高額用と小銭入れに分けておくと、支払いの際に出し入れがスムーズになり、周囲に所持金を悟られないため安全性が高まります。
なお、現金オンリーのお店が多いため、現金持参必須です。
さらに、大切な戦利品を無事に持ち帰るための準備として、日本から緩衝材(プチプチ)を持参しておくことを強くおすすめします。
現地のスタンドでは包み方が簡易的なケースも多いため、自前の緩衝材があれば破損のリスクを大幅に軽減できるからです。
初心者からプロまで楽しめる価格帯と会場を包む心地よい雰囲気

買い物の合間にのんびりお酒を楽しむ人々
シャトゥー蚤の市は、パリ市内の他の市とは一線を画す独特の魅力を持っています。
高級なアンティーク家具を扱うプロ向けのブースから、手頃な雑貨までが共存しているのが特徴です。
ここでは、訪れる前に知っておきたい予算の目安と、この場所ならではの特別な空気感について詳しくお伝えします。
以上のポイントを理解することで、より充実した散策を楽しめるはずです。
高級アンティークから手頃なブロカントまで幅広い予算感のリアル

シャトウ名物のコスプレマダム
シャトゥー蚤の市の価格帯は非常に幅広く、目的によって予算の立て方が大きく変わります。
18世紀の家具や壮麗な絵画、本格的な銀製品は数百ユーロから数千ユーロに達しますが、一方で数ユーロの生活雑貨や20ユーロ前後のアンティーク食器も豊富に見つかります。
お店によっては1枚4ユーロからという手頃な価格のお皿もあり、こうした掘り出し物は飛ぶように売れていくため、初日にゲットするのがおすすめです。

お手頃価格で初日に人が殺到するブース
初心者の方であれば、100ユーロ程度の予算を準備しておけば、フランスらしい雰囲気を纏った素敵な小物をいくつか選ぶことができるとは思います。
ただし、やはり市内の通常のブロカントよりは価格が高いことが多いため、私は途中で現金が足りなくなり、場外のATMに走ったので、多めに持っていくことに越したことはなさそうです。
※この場合、店主から再入場用のチケットを貰えました。
以上のように、品質の高さやレアものに出会える点には定評がありますが、手頃な価格帯のアイテムも意外なほど隠れています。
出展者との丁寧な対話を通じて品物の背景を知り、納得のいく買い物ができる点は、この市ならではの楽しみ方と言えます。
なお、フランスにおけるアンティークの相場観はこちらのnoteにもまとめています。
気になる方はどうぞ…!

セーヌ川の中州ならではの開放的でゆったりとした会場の雰囲気

会場近くに架かる橋から眺めるセーヌ川
会場となる「印象派の島」は、かつてルノワールなどの画家たちが愛した美しい自然が残る特別な場所です。
セーヌ川のせせらぎを感じながら、緑豊かな並木道に沿って白いテントが並ぶ光景は、とても美しく、パリ中心部の喧騒を忘れさせてくれるほどの開放感があります。
通路が広く設計されているため、他の蚤の市で見られるような窮屈さがなく、自分のペースで品物を吟味できるのが嬉しいポイントです。
また、会場内には食事を楽しみながら休憩できるスペースが充実しています。
テラス席に座って賑やかなシャンパンを飲んだりもでき、お祭りのような活気を感じつつ、地元のプロたちに混ざってランチを味わう時間は、格別の体験です。
ただ買い物をするだけでなく、フランスの豊かな休日そのものを体感できるような、穏やかで心地よい雰囲気です。
シャトゥーで見つけた戦利品
シャトゥー蚤の市で見つかるアイテムは、一般的な週末の市で見かけるものとは一線を画す質の高さが売りです。
特に食器類に関しては、愛好家が欲しがるレアな逸品に出会える確率が非常に高い場所といえます。
お値段は張りますが、その分だけ確かな価値を持つ品々が揃っています。
ここでは、実際に私がシャトウで見つけた品物を少しだけご紹介します。
食卓を彩るフランス製アンティーク食器

フランスでも高値で取引される切り花シリーズ
シャトゥーでは、普段パリ市内で開催されている週末の蚤の市ではめったにお目にかかれない、博物館級のレアな食器が並びます。
クレイユ・エ・モントローやサルグミンヌの中でも、特に古い時代の希少なモデルや、コンディションの良いセットが数多く見つけられます。
価格設定は高めですが、それは品物が持つ歴史的価値や保存状態の良さが正当に反映されている証です。
一方、中には、レアものなのにネットで買うよりはるかに安い掘り出し物も。
シャトウでしか見られないものがある、一度行けばその意味が分かるはずです。

GIenのポリクロムのロカイユ
また、店主の多くが深い専門知識を備えたプロフェッショナルであるため、品物の背景や刻印の読み解き方を直接教えてもらえる貴重な機会も得られます。
ただ商品を買うだけでなく、その歴史を学びながら一生もののコレクションを迎え入れる体験は、シャトゥーならではの贅沢です。

サルグミンヌ
私が購入したお皿たちはこちら!
実はこれ最終日2日前に掘り出したもの!

gienロカイユ、スズランスーピエールなど
その他、Regenceシリーズのお皿や、fontangeのポリクロムなど。

可愛いフランス雑貨や絵画、家具まで!

シャトゥーは高級アンティークが主流のため、壮麗な家具や照明、置物、絵画などの比較的大きめのインテリアが数多く並びます。
一方で、先述したお皿や可愛いフランス雑貨に出会えたり、厳選された高品質なリネンや、銀製品、存在感のある真鍮製の古道具も見つかります。

これらはかさばらないため、スーツケースの隙間に収納しやすく、海外からの旅行者にとっても持ち帰りやすい戦利品ですね。
量より質を重視して、日本の住まいにもしっくりと馴染む「本物」の掘り出し物を探すのがこの会場での楽しみ方です。
蚤の市へのアクセスを優先した2つの宿泊おすすめエリア
シャトゥー蚤の市を存分に楽しむためには、宿泊拠点の選び方が重要です。
会期中に何度も通いたいのか、パリ観光の合間に効率よく訪れたいのかによって最適なエリアは異なります。
ここでは、移動の利便性と滞在の快適さを両立できる、特におすすめの2つのエリアを具体的にご紹介します。
RER A線の駅に近く移動がスムーズなパリ市内の利便性の高い地区

シャトレ駅付近
パリ市内を拠点にするなら、RER A線が乗り入れる「シャトレ(Châtelet)」周辺が最もおすすめです。
交通の要所であり、パリ中心部に位置しているため、どこに行くにも便利です。
また、駅直結の巨大ショッピングモール「Westfield Forum des Halles(ウエストフィールド・フォーラム・デ・アル)」があり、レストランやドラッグストア、モノプリもあり、日用品の調達に困ることはありません。
具体的なホテルとしては、駅の真上に位置する「ノボテル パリ レ アール」や、長期滞在に便利で口コミも高評価な「シタディーン レ アール パリ」が挙げられます。
駅からホテルまでの距離が短い宿泊先を選べば、重い食器や雑貨を購入した後も、大きな荷物を抱えての移動の負担を最小限に抑えることが可能です。
その他、パリ中心部のオススメホテル、コスパ抜群のホテルは以下の記事もご覧ください!

朝一番の入場を狙うなら検討したい会場近隣の落ち着いたホテル

会場周辺の街並み
開門と同時に希少なアンティークを狙いたいなら、会場の最寄り駅がある「リュエイユ=マルメゾン(Rueil-Malmaison)」駅周辺に宿泊することを検討してみてください。
このエリアはパリ市内と比べてホテル相場が安く、コストパフォーマンスに優れているのが大きなメリットです。
代表的なホテルには、駅の目の前にある「OKKO ホテルズ パリ リュエイユ=マルメゾン」や、安定したサービスの「ノボテル パリ リュエイユ マルメゾン」があります。
部屋が可愛くてアットホームな雰囲気の「ホテル・デ・ザール」もコスパ抜群でオススメです。
これらのホテルに滞在すれば、ゆっくり朝食を食べてから、朝一番10時の開場を待つことができます。
一度ホテルへ戻って荷物を置いてから午後の再戦に挑むといった動きができるのも、蚤の市を思いっきり楽しみたい方にオススメのポイント。
パリ市内よりも静かで治安が良く、ゆったりとした高級住宅街の空気を感じながら滞在できる上に、市内へもRERですぐに出ることができるのでとてもアリな選択肢だと思います。
まとめ:シャトゥー蚤の市で一生ものの宝物を見つけよう
シャトゥー蚤の市は、単なるショッピングの場ではなく、フランスの歴史と文化、そして美食が凝縮された特別なイベントです。
2026年の開催に向けて、今回ご紹介したポイントを改めて整理します。
- 2026年の公式日程(3月13日〜22日、9月25日〜10月4日)を把握し、オンラインチケットを事前購入してスムーズに入場しましょう。
- アクセスはRER A線のRueil-Malmaison駅かChatou-Croissy駅を利用し、10時からの無料シャトルバス「プチ・トラン」でアトラクション気分を楽しむのがおすすめです。
- 高級アンティークから1枚4ユーロ程度の手頃なお皿まで幅広く揃うため、掘り出し物を確実に手に入る初日の午前中を狙って訪問してください。
- 安全に楽しむために、日本から緩衝材(プチプチ)を持参し、スリ対策としてバッグを体の前に持つスタイルを徹底しましょう。
- 宿泊先は、利便性重視ならパリ市内のレ・アル地区、朝一番の入場とコスパを重視するなら会場近隣のリュエイユ=マルメゾン駅周辺が最適です。
100年以上の歴史を誇るシャトゥー蚤の市は、普段の蚤の市では出会えない貴重な品々がたくさん見られる特別な場です。
セーヌ川の心地よい風を感じながら、世界に一つだけのアンティークを探す贅沢な時間を、ぜひ2026年のフランス旅行で叶えてみてください。

